第二候「黄鶯睍睆 (うぐいすなく)」 2/9~2/13頃
七十二候が立春の次候に変わり、山里ではウグイスが鳴き始める頃となりました。
「睍睆」とは鳴き声の良いという意味で、その美しい音色からウグイスは、オオルリ、コマドリとともに日本三鳴鳥に数えられています。
ウグイス
「ホーホケキョ」という、ウグイスおなじみのさえずりは雄のみのもので、気象庁ではこのウグイスのさえずりを初めて聞いた日を「ウグイスの初鳴日」として、梅や桜の開花とともに観測しています。
ウグイスの初鳴きは、一般に温暖な地方ほど早く、沖縄や九州では2月20日頃、北海道では4月30日頃と、「初鳴き前線」は季節の進行とともに北上していきます。
ウグイスが別名「春告鳥」や「報春鳥」と呼ばれるのも、そんなところからきています。
また、その年に初めて鳴くウグイスの声を「初音 (はつね)」といいますが、実はこの頃の鳴き声は、まだ本調子ではありません。
「ホーホー、ケッケッ、ケキョ・・」と鳴き声を整えている状況を「ぐぜり鳴き」と呼び、その初々しい声を聞くのもまた微笑ましいものです。
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