季節のいきもの「鵯 (ひよどり)」
「ヒーヨヒーヨ」という甲高い声で鳴くヒヨドリは、木の実を好む中型の鳥。
全長約27cm、背面は灰褐色で、頬の後方は栗色、尾が長いのが特徴です。
ヒヨドリは日本国内では都市部を含め、ごく普通に見られる身近な鳥ですが、分布がほぼ日本国内に限られているため、海外のバードウォッチャーにとっては日本で観察したい野鳥の一つとなっているそうです。
繁殖期にはカマキリなどの大型の昆虫も捕まえますが、椿や桜などの蜜が大好物。これはヒヨドリ類はもともと熱帯地方の鳥だったことの名残りです。
この科には100種以上が含まれていますが、ヒヨドリ以外は全てアフリカからインド、東南アジアやフィリピンにかけて分布していて、日本のヒヨドリはこの仲間としては最も北に分布する鳥で、北海道にまで見られるのは珍しいことだそうです。
また、ヒヨドリは仔飼いにすると非常によく慣れ、飼い主の顔を覚えることから、平安時代には貴族たちが名前を付けてペットとして飼っていたといいます。
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