2018年8月25日

自宅用南部鉄瓶、さっそく使ってみました!


自宅用の南部鉄瓶が届いたので、さっそく使ってみました。
 
鈴木盛久工房の説明によると、初めて使用する時は、まず「お湯を沸かし、沸いたら捨てる」という作業を、2~3回繰り返す。「沸かしたお湯が無色になれば、飲用することができます」ということです。
 
真新しい鉄瓶に水を入れると、鉄瓶内部に付着していた細かい異物が浮いてきますが、取り敢えず、そのまま弱火に掛け、「沸騰しては捨てる」を3回繰り返してみました。

2回目の沸騰後にお湯を捨てて鉄瓶の中を見た際にはおろしたての真っ黒な様子だったのが、3回目の沸騰後にお湯を捨てて鉄瓶の中を見ると、ついさっきまで真っ黒だった鉄瓶の内部が、上の画像の様に、錆色の部分があちこちに出来ていました。
 
これを「錆びた!」といって、たわしなどでこすってしまうと、鉄瓶は台無しになってしまいます。
 
「南部鉄瓶の使用方法と、飲んで美味しい身体に嬉しい健康効果」にも記載している通り、鉄瓶の内側には金気止めの酸化皮膜が施されており、この皮膜が損傷すると、錆や金気の発生原因となります。
 
鉄瓶の内側は、絶対に触らない』
 
これは、鉄瓶を「濡らしたまま放置しないこと」と並んで、重要な取り扱い上の注意です。
 
このまま使い続けていれば、そこへ”湯あか”が付いて気にならなくなり、湯の味もより一層良くなるということなので、「成長の第一歩」として、むしろ喜ばしい現象ですね。

おろしたての鉄瓶の底は、蓋の裏側と同じように真っ黒であった

また、これは調べた限り、どの鉄瓶メーカーの使用方法にも書かれていなかったことですが、おろしたての鉄瓶を使う際は、まず「鉄瓶の中を、3~5回程度、水でしっかりすすいでから、水を入れて火にかける」と良いです。
 
鉄瓶の使い始めには、「湯を沸かしては捨てる」という作業を、2~3回繰り返しますが、我が家の鉄瓶は3回繰り返した後でも、水を入れると相変わらず埃のようなものが浮いていました。
 
鉄瓶の中をしっかりとすすいでから、湯を沸かし始めれば、「沸かして捨てる」作業を3回繰り返した頃には、異物の浮いていないそのまま飲めるお湯になっていたかも知れません。
 
当店掲載の「南部鉄瓶の使用方法」へは、“まず水でそそぐこと” を、追記しておきます。
 
そして、使い込んだ鉄瓶は違うのかも知れませんが、我が家のまだ “若い” 鉄瓶は、その後も水を入れてみると、ほんの少しだけ浮いているものがあったので、しばらくは中を軽くすすいでから使うようにしていきます。

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