工房蓮
遊楽の印「お正月 / 節分」

国内外から人気をあつめる工房蓮の本柘印、遊楽の印 (ゆらのいん)。

左より「南天」「柊」「鬼に金棒」「ひょっとこ」「お多福ねえさん」「お多福かあさん」と、縁起の良い遊印が勢揃いです。

印材には鹿児島県産の本柘を使用しており、ゴム印とは違った硬質で繊細な線（印影）をお楽しみ頂けます。

お手紙にはもちろん、熨斗紙や箸袋、ぽち袋になど、日々の暮らしをちょっぴり豊かにしてくれる遊印。ラッピングにも大活躍です。

Item Details

■「南天」印面：12mm角 / 長さ：30mm

正月飾りに欠かせない南天は、「難を転ずる」に通じることから縁起の良い木とされ、古くから親しまれてきました。
厄除けとして鬼門や裏鬼門に植えられることもあり、艶やかな赤い実は、冬景色を美しく彩ります。
南天の実を干したものを漢方では「南天実 (なんてんじつ)」といい、咳止めの薬効が知られています。また、南天には防腐作用があるとして、おせち料理や赤飯の飾りにも用いられます。

【上画像使用印 / 使用色】※下記商品名をクリックすると、該当商品のページが開きます
■ 遊楽の印「南天・ゑびすさん・吉祥 9.5mm・お多福ねえさん・笑み栄ゆ・束ね熨斗・ちび福・うさぎ (まじめ)・小包・ちび心・雪輪・雪 (ハート)・雪形釜敷・はつゆき・祝 (枠)・赤鯛・白鯛・扇・ちび寿 (朱文)・霞」/ artnic「181 バニラ・191 ゴールデングリッツ」

■「柊」印面：12mm角 / 長さ：30mm　　■「鬼に金棒」印面：12mm角 / 長さ：30mm

トゲのように鋭くとがった鋸歯が特徴の柊。このトゲに触れると「疼ぐ (ひいらぐ) ＝痛む」ことから、この名が付けられました。古くから柊の鋭いトゲは邪鬼の侵入を防ぐと信じられ、庭木にも使われてきました。節分の日に鰯の頭を柊の枝に刺し、魔除けとして戸口に飾る習慣もお馴染みです。また、柊の象徴とも言えるこのトゲは、若い木ほど鋭く、老木になると丸く滑らかに変わります。人間と同じく、年を取ると角がとれて丸くなるようです。
柊印は節分にはもちろんですが、リースのようにランダムに重ね連ねて捺したり、雪だるまに合わせればクリスマスのような華やかな雰囲気にも使えます。コミカルな表情で、金棒片手にどんっと構えるかわいい鬼君は、書道作家やまもとひとみさん作の工房蓮オリジナル遊印です。

【上画像使用印 / 使用色】※下記商品名をクリックすると、該当商品のページが開きます
■ 画像 ①：遊楽の印「鬼に金棒・柊・雷 (親,子)・ちび福・瑞雲・福祐 (朱文枠)・ちび吉・吉日 (朱文草書)・心ばかり・打ち出の小槌・小包・萬家太平春・吉日 (白文草書)・おかげさま・渦 (親渦,子渦)・富士山・波」/ 印泥「美麗」, ヒシエム黒肉, artnic「29 エバーグリーン・91 ゴールド・181 バニラ」
■ 画像 ②：遊楽の印「雪だるま・小包・ちび心・Thank you (朱文)・雪・雪 (ハート)・雪形釜敷・雪輪・はつゆき・氷柱雪・柊・どんぐりころころ (大・小)・まつぼっくり・水玉」/ 印泥「美麗」, artnic「29 エバーグリーン・92 シルバー・191 ゴールデングリッツ・91 ゴールド・94 ブロンズ・93 カッパー」

■「ひょっとこ」「お多福かあさん」「お多福ねえさん」印面：12mm角 / 長さ：30mm

結び紐 × ひょっとこ × お多福かあさん × ほんのきもち (遊楽の印) ＜工房蓮＞｜暮らしのほとり舎

ひょっとこ × お多福かあさん × 箸袋 (遊楽の印) ＜工房蓮＞｜暮らしのほとり舎

ひょっとこ × お多福かあさん × タグ (遊楽の印) ＜工房蓮＞｜暮らしのほとり舎

ちび寿(朱文) × 菊結び × 福(朱文) × ちび桜 × お多福かあさん (遊楽の印) ＜工房蓮＞｜暮らしのほとり舎

遊楽の印「ひょっとこ」「お多福かあさん」「お多福ねえさん」印影・サイズ・寸法＜工房蓮＞｜暮らしのほとり舎

おどけた表情が愛らしい「ひょっとこ」と、福徳円満な雰囲気に思わず心が和む「お多福」の遊印。
ひょっとこは１種類。お多福は、ふっくら福々しい「お多福かあさん」とちょっぴり色っぽい「お多福ねえさん」の２種類です。いずれも書道作家やまもとひとみさん作の工房蓮オリジナル遊印です。

【上画像使用印 / 使用色】※下記商品名をクリックすると、該当商品のページが開きます
■ 画像 ①：遊楽の印「結び紐・お多福かあさん・ひょっとこ・ほんのきもち」/ 印泥「美麗」, ヒシエム黒肉
■ 画像 ②：遊楽の印「梅鶴 (紅梅,白梅)・ちび寿 (朱文)・ひょっとこ・お多福かあさん・福 (白文)」/ 印泥「美麗」, artnic「181 バニラ」
■ 画像 ③：遊楽の印「金魚 (赤,白)・感謝 (短冊)・水玉・ちどり (白)・小包・ほんのきもち・おじぞうさん・こころばかり (唐草)・ひょっとこ・お多福かあさん・御祝・うさぎ (まじめ)・ちび寿 (白文)・書きのし・ちび桜」/ 印泥「美麗」, ヒシエム黒肉, artnic「181 バニラ」
■ 画像 ④：遊楽の印「菊結び・ちび寿 (白文)・福 (朱文)・お多福かあさん・ちび桜」/ 印泥「美麗」, artnic「181 バニラ」

「遊楽の印 (ゆらのいん)」の遊び方いろいろ

箸袋や結婚式のペーパーアイテム、ポチ袋や封筒、お熨斗や帯などに…アイディア次第で様々にお使い頂けます。

オリジナルのタグをつけて贈り物に添えても素敵ですし、しおりやブックカバーなど手作りしてみるのも楽しいものです。
無地の和紙便箋があれば、絵ハガキやポストカード、写真などを差し上げる際にも重宝します。

遊楽の印 (ゆらのいん) の印材には、本柘 (ほんつげ) を
使用しています。

本柘と呼べるのは、国産の柘のみですが、その中でも
最高級とされる鹿児島県産の「薩摩本柘」を使用して
います。

柘は暖地に自生する常緑小高木で、成長が遅く、材質
は極めて緻密。狂いが少なく、古くから印章や版木、櫛 (くし) や定規、将棋の駒などに用いられてきました。

美しい黄褐色の木肌もまた、柘の魅力の一つです。

「遊楽の印 (ゆらのいん)」が出来るまで・・・

工房蓮のオリジナル遊印「遊楽の印 (ゆらのいん)」は、完全手彫りの印ではなく、最初に機械で彫った後に、職人さんが一本一本手仕上げをして作られます。

柘はとても繊維が硬く、硬質で繊細な線（印影）を楽しめる印材ですが、その一方、硬い繊維を横切り、細かい線を彫るのは容易ではありません。
1本仕上げるまでにかかる手間を考えると、手彫りでの商品化は難しい印です。

また、小さな印面に繊細な絵を彫ることができるのは機械ならではとも言えますし、1,500円前後の価格帯でご提供できるのも機械で彫っているためです。機械は正確に同じものをいくつも彫ってくれますが、そのままでは印影が粗いことがあり、手仕上げが必要になります。そのため、同じ絵柄でも仕上がりに若干の違いがあり、完成時には一本一本、試し捺しをして印影を確認しています。未使用品ではありますが、印面に朱肉の色が付いていますので、何卒ご了承ください。

柘印は、ゴム印のように軽くぽんと捺すと絵のどこかがつかず、かといって、しっかり力を込めて捺すと角までついてしまう、ということがあります。きれいに捺すには、まっすぐ垂直に力を入れて捺します。印材自体が小さいので、空いている手で印材のトップを捺してあげると上手くいきます。下敷きとして、はがき1〜2枚分くらいの厚さの紙を敷いて捺すのがおすすめです。市販の捺印マットは沈みすぎて紙が持ち上がってしまい、印材の角まで紙についてしまいます。

絵柄印と異なり、枠付朱文や白文タイプ（印面全体に朱が付き、字が白く出る印）は、少し厚めの下敷きを敷き、四方向に向けてぐりっと力を入れて捺してあげると綺麗に捺せます。

お使い頂いた後は、ティッシュで側面と印面の朱肉等を軽く拭き取って収納します。水で洗ったり、スタンプクリーナーでお手入れする必要はありません。（印材に水分が浸み込むと傷んでしまいます）

時々、印掃ブラシで印面を軽くこすってあげると、より長く美しい印影をお楽しみ頂けます。