岩本清商店
コーヒースプーン
金沢桐工芸の老舗・岩本清商店のコーヒー豆のメジャースプーンです。
コーヒー豆のような味わいのある色味は、使い込むほど豆の油でさらに深みが増していきます。
ぽっくりとした丸みに柔らかなカーブを描く持ち手部分。握りやすく心地の良い手触りで、手仕事のなんともいえない素敵な雰囲気を纏っています。木の風合いも一つひとつ異なり、天然の素材ならではの温もりが感じられるひと品です。
コーヒー豆は、すり切り1杯で約10g、挽いた豆 (粉) の場合は約8g入ります。
Item Details
手仕事感たっぷりのコーヒーメジャースプーン。コーヒー豆は、すり切り1杯で約10g、8分目までで約8gです。
挽いた豆の場合は、すり切り1杯で約8g入ります。
桐の表面を焼いた後、煤を落として磨きをかけた焼肌は、使いこむほどに風合いが増していきます。
“桐”の魅力と“焼桐仕上げ”の理由
桐は日本国内でとれる木材としては最も軽く、また、湿気に強い反面、火気にも強いという変わった特質があります。
この性質を活かし、タンスや米びつ、掛け軸など高級貴重品を収納する箱に広く用いられてきたほか、琴や下駄など
日用品に至るまで幅広く使用されています。
また、桐は成長が早いため、年輪の間隔に幅があり、流麗な木目が
美しいのも特徴です。そのため、木目を浮き上がらせる「浮造 (うづくり)」を施して使われることも多い木材です。
▶ 焼桐仕上げの理由
金沢桐工芸は、桐箪笥に多く見られるような白木ではなく、表面を焼いて磨いた独特の焼肌をもつものです。
やわらかくあたたかい桐の焼肌、使い込むほどにいや増す渋い色艶が魅力です。
「焼桐仕上げ」は、一つひとつ表面を
焼いた後、煤を落としてから磨きをかけるため、通常よりも手間がかかりますが、桐を焼くには様々な利点があります。
・美しい木目がより一層際立って、はっきりします
・燃えにくい桐がさらに燃えにくくなり、変色や汚れが目立たなくなります
・蒔絵が引き立ちます
桐は木目の硬い部分と柔かい部分で燃え方が異なります。その為、焼き肌特有の温かみのある
ぼっこりとした味が出るので、金沢桐工芸の特徴でもある蒔絵が引き立ちます。
・切断面がなめらかになります
金沢桐工芸はもともと桐火鉢から発祥しました。火鉢は箪笥のように平らな面ではなく丸みがあるため、
どうしても切削面が多少荒れますが、焼くとそれが燃えて滑らかになります。
ギフトラッピングについて
30代 / 男性
木の色艶が良く、デザインも想像以上に可愛くて大満足です^ ^
梱包も凄く丁寧で良かったです^ - ^[2021/10/13]
女性
21歳の娘がこの商品を見た瞬間に可愛い~!!と声をあげました。お値段は結構はりますがコロンとしていてとても味があります。大事に長く使っていこうと思います[2017/03/26]
男性
コーヒースプーンとしては、少々値段が、、、でも手に取ってみると納得
素材の良さ、伝統工芸の技のすばらしさが伝わってきます。
おすすめの逸品です。[2016/05/19]
コーヒースプーン岩本清商店
サイズ : 直径 48 × 長さ 110 × 高さ 35 mm
重さ : 13 g
素材 : 桐
生産地 : 石川県
3,500円 (税込 3,850円)
【商品の特性・ご注意】
・一つひとつ手作りの商品ですので、大きさや形に多少の誤差がございます。
また、天然木を使用しているため、一つひとつ木目の表情や色合い、重さなどが異なります。
・商品の表面に “窪み” のようなものが見られることがございますが、これは桐の特性として、表面を焼いた際に
自然に出来るものです。キズや不良などではございませんので、あらかじめご了承ください。
【お手入れについて】
洗浄は、食器用洗剤とやわらかいスポンジを使用し、洗浄後、水分をしっかり拭きとり乾燥させてください。
岩本清商店 (いわもときよししょうてん)
1913年(大正2年)創業の金沢桐工芸の老舗です。
桐火鉢・桐工芸品の製造・販売をされています。
金沢桐工芸は、昭和初期まで多くの家庭で使われていた桐火鉢から
発祥しました。桐材は非常に軽く持ち運びしやすい、熱を外へ逃さず
本体は熱くならない、発火点が高く燃えにくいなどの理由で、火鉢として
最適な材料だったのです。
1950年代までは、火鉢は暖房器具として必需品だったため、多くの
業者がいましたが、1960年代になると電気や石油のストーブが出始め、
火鉢は今では、ほぼ趣味品となってしまいました。
桐火鉢の業者は一気に激減し、今では製造元は岩本清商店をはじめ、
金沢に3軒のみです。
岩本清商店 取扱い商品一覧
「コーヒースプーン」におすすめの商品
「コーヒースプーン」におすすめの商品
▲ Page Top
東北
関東
北陸
- 能作 (高岡鋳物)
- syouryu (錫食器)
- 橋本幸作漆器店 (輪島うるし箸)
- 高澤ろうそく店 (七尾和ろうそく)
- 岩本清商店 (金沢桐工芸)
- 我戸幹男商店 (山中漆器)
- MokuNeji (山中漆器)
- 双葉商店 (銀杏のまな板)