高澤ろうそく店
菜の花ろうそく
七尾和ろうそくの老舗・高澤ろうそく店の「菜の花ろうそく」です。
菜の花ろうそくは、菜種油を主な原料とした和ろうそくで、火を消したあとの臭いが少ないのが特長です。
また、燃焼時にロウが流れ落ちることが少ないので、きれいな灯りになります。
菜の花の香りはしませんので、食卓でも安心してお使い頂けます。
Item Details
和ろうそくの芯は、太く、蝋の吸い上げが良いので、空気がしっかり供給されます。そのため、炎が大きく上にのび、優しくあたたかなひとときを演出してくれます。
また、パッケージのほのぼのとしたタッチのイラストは、「米のめぐみろうそく」と同様、絵と言葉の作家・太田朋さんが担当しています。菜の花のような優しい色合いの「菜の花ろうそく」とぴったりです。
素朴な可愛さのにじむパッケージは、そのまま置いておいても素敵ですし、贈り物にも喜ばれそうです。
サイズは「豆」「1号」「1.5号」「2号」の4種類。「1号」のみ16本入りと45本入りの2種類がございます。
燃焼時間など、用途によってお選びください。
和ろうそくの中でもリーズナブルな「菜の花ろうそく」は、毎日のお仏壇や神棚にもおすすめです。
Item Variation
※上表中の「こま燭台推奨サイズ」をクリックすると、別ウィンドウにて、該当商品のスペック&カートボタン項目が開きます。
西洋ろうそくとの違いは原料
日本には、大きく分けると「和ろうそく」と「西洋ろうそく」の2種類のろうそくがあり、その違いは材料にあります。
一般的に、和ろうそくの芯は和紙、蝋 (ロウ) は植物油。西洋ろうそくの芯は木綿糸、蝋は鉱物油が使われます。
和ろうそくの蝋には、ハゼの実や植物性の油脂、大豆から作ったソイワックス、お米の糠を使った糠蝋、蜂の巣から
取り出した蜜蝋などが使われています。昔は、鯨の油を使った蝋もありました。
石油を使わないという点でも、エコな灯りです。
煤 (すす) が出にくい
植物性のロウを使った和ろうそくは、西洋ろうそくに比べて煤が出にくく、仏壇を傷めることがありません。
また、和紙でできた芯は、溶けた蝋を芯が吸い上げながら燃えるので、蝋が垂れるのを防ぎ、最後まできれいに燃え
尽きます。においも汚れも気になりません。
炎が消えにくい
和ろうそくの芯は、和紙を棒に巻きつけ、い草から採れる燈芯を、一本一本丁寧に巻いて作られています。
棒に巻きつけることによって、芯の上まで空洞ができます。火をつけると穴から空気を取り入れて火を吸引すること
から、炎がゆらゆらと大きく揺らぎ、 消えにくいのが特徴です。
和ろうそくの炎が風がない時に揺れるのは、こうして芯から空気が流れることによって起きる現象です。
癒しの効果(1/fゆらぎ)
ろうそくの炎のゆらぎには、小川のせせらぎやそよ風、星の瞬き、蛍の光など、自然現象に見られるものと同じ、
人が心地よく感じるリズムを持っています。
人の鼓動も同じリズムを刻むことから、このような刺激を受けると人は、快適に感じると言われています。
いつもの食卓に、和ろうそくを一つ灯してみて
ください。親しい人と灯りを囲むとき、そこには
親密な温かい雰囲気が生まれます。
一つのろうそくを囲んで、ゆらゆら揺らめく炎に
照らされれば、いつもの空間にゆったりとした
豊かな時間が流れます。
蛍光灯などの直接照明は消しましょう。
間接照明を使って本が読めるくらいの明るさに
するのがベストです。
ギフトラッピングについて
20代 / 女性
【菜の花ろうそく (1号45本入)】
優しく暖かみのある炎が最後まで続く為、見ていて大変癒される。またその揺らぎ方は蝋垂れしにくく、静かにゆっくり燃え尽きるので燭台の手入れも楽です。[2022/06/05]
50代 / 女性
【菜の花ろうそく (1.5号40本入)|ろうそく消し(芯切り) あひる|南部鉄 こま燭台 (小)】慈しみの灯り
最近手に入れた仏様用に購入致しました。
古い時代の仏様に和蝋燭の光が映えて、えもいわれぬ美しさです。
可愛らしい色サイズの蝋燭とシンプルな燭台も、想像していた通りの眺めです。
丁寧かつ迅速な対応もよろしいですね。[2022/01/09]
20代 / 女性
【菜の花ろうそく (1号45本入)】
菜の花色の蝋燭が場に映えて良い。
灯りも優しく、醸し出す緩やかで落ち着いた雰囲気に癒されます。[2021/07/31]
40代 / 女性
【菜の花ろうそく (1号16本入)|ろうそく消し (芯切り) あひる|南部鉄 こま燭台 (小・中)|ミニトレー】
この春に和蝋燭を体験したくて探していた所、高澤蝋燭店さんに目が止まりました。小道具にあひるという遊び心と、燭台のぽってりしたシンプルなラインに「これだ」と思わせて頂きました。
「暮らしのほとり舎」さんの素敵な雰囲気や、お店紹介は一店舗一店舗への温かい想いを感じました。
和蝋燭はお寺にある物との先入観がありましたが、今では温かい光と揺らぎに癒され、楽しんでいます。
見所は燃え尽きる僅かな時間で、一番美しい様を見せてくれ、燃え尽きた後、残らない様は潔くて、日本古来の簡素な「美」の価値観を彷彿とさせられています。シンプルな小道具達はそれを引き立ててくれます。
おうち時間、本物の伝統工芸の魅力を一人でも多くの方に知って頂けて、ゆくゆくはどの家庭にも普通にある物となったら私も嬉しいです。 画像①[2021/05/24]
【商品の特性・ご注意】
・和ろうそくは、それだけで立つことはできないので燭台が必要です。差込口の穴径に応じた燭台をご使用ください。
もし燭台の芯が太い場合には、ろうそくを差し込み、止まったところで軽く押し込み、固定してください。
・燭台の下には、敷板などを敷いて、机を保護してください。
・欠けや割れのあるろうそくの使用は、避けてください。
・火をつけたまま、そばを離れないでください。
・燃えやすいものの近くでは、使用しないでください。
・風がなく、水平で安全な場所でお使いください。
・複数のろうそくを灯す際に、互いの距離が近いとロウが垂れますので、離してご使用ください。
・和ろうそくの芯には、和紙と燈芯を使用しているため、燃焼時に芯が炭化して炎が大きくなり過ぎることがあります。
その際には、燃え残った黒い芯を切って、炎の大きさを調節してください。
芯切りをお持ちでない場合は、金属製の箸などの燃えないもので挟みとり、灰皿などに捨ててください。
・やけど防止のため、ろうそくの炎や溶けたロウ、燃焼中や消火直後の燭台には、触れないでください。
・息を吹きかけてろうそくを消すと、溶けたロウがとび散ることがあります。
消火の際には、芯切りやろうそく消しのご使用をお薦めします。
・消火後、残ったろうそくを処分する場合は、水を入れた容器にしばらく浸してから処分してください。
・閉め切った部屋でご使用の際は、換気を怠らないでください。
・小児の手の届かない所に保管してください。
・直射日光を避け、涼しい所に保管してください。
高澤ろうそく店(たかざわろうそくてん)
明治25年創業。石川県の稀少伝統工芸品のひとつである、七尾和ろうそくの老舗です。
櫨や米ぬか、菜種、椰子の油など、自然素材、植物性由来にこだわった和ろうそく作りを続けています。
高澤ろうそく店が創業した明治25年には、県内各地に和ろうそくを扱うお店がありましたが、電燈の普及と
共に、各地にあった和ろうそく店は姿を消し、現在、石川県内で和ろうそくを作っているのは高澤ろうそく店
1軒のみです。
高澤ろうそく店 取扱い商品一覧
七尾和ろうそくとは
能登半島のつけ根に位置する七尾市。天然の良港を持つ七尾は、昔から北前船の寄港地として栄え、各地の
原料を取り寄せて作られた七尾和ろうそくは、北前船に乗って全国各地に運ばれていきました。
七尾和ろうそくの歴史は古く、江戸時代に仏教の普及と共に仏壇の灯明として広く用いられるようになりました。
石川県は真宗王国と言われ、特に能登地方は寺が多く、昔から信仰心の厚い土地柄だったため、寺だけでなく
一般の人々にも和ろうそくの需要が多かったようです。
「菜の花ろうそく」におすすめの商品
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