旬の味覚「鰻 (うなぎ)」


鰻といえば「土用の丑の日」。土用の丑の日といえば ”夏の土用” が全国的に有名ですが、”寒の土用” の丑の日をご存知でしょうか?
 
1年には土用と呼ばれる期間が4回あり、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前18日間(17日間または19日間の場合もある)を、「土用」といいます。
 
つまり、「土用の丑の日」は夏だけでなく、”春・夏・秋・冬” それぞれの季節に1日ないし2日あるのです。
 
そして、冒頭の「寒の土用丑の日」は、毎年1月17〜2月3日頃までの期間中にやってきます。

うな重[某鰻処 / 長野県岡谷市]|暮らしのほとり舎
うな重[某鰻処 / 長野県岡谷市]

昔から夏の土用丑の日に鰻を食べる風習がありますが、これは江戸時代から。
 
平賀源内が「丑の日に『う』のつくものを食べると夏バテしない」という伝承からヒントを得て、夏に売れないという鰻屋に知恵をつけたのが始まりといわれています。
 
鰻は高タンパクで消化が良く、ビタミンなどの栄養も豊富。
 
そのため、夏バテの回復に大いに役立つ一方、本来、天然の鰻は、冬眠を間近にして脂がのる晩秋から初冬にかけてが最も美味しい旬の時期です。
 
そんなことから鰻が有名な長野県の岡谷市は、「寒の土用丑の日」が全国に広まるよう、様々なイベントを行っています。
 
 
わが家では、長野県に引っ越してから年に2度、夏と冬の土用丑の日(付近)にうなぎを食べに行くようになりました。
 
行くのは決まってうなぎの町・岡谷にある某鰻屋さん。
 
繁忙期には開店前から行列が出来るほどのお店なので店名は伏せておきますが、甘めのタレと鰻のふっくら感や香ばしさが好みのお気に入り店。
 
同じ地域の鰻屋さんでも、お店ごとに焼きの具合やタレの味が違うのは当然のことながら、同じ価格帯でも、うなぎの量(切り身の数)に差があったり、肝吸いがセットで付いてくるお店もあれば、別途有料のお店もあります。
 
もちろん、「高ければ美味しい」という訳でもありません。
 
いくつもの鰻屋さんを食べ歩いた訳ではありませんが、こちらのお店は総じて大満足出来る、間違いなしの名店です。

関連記事リンク

""

季節の楽しみいろいろ

""

この季節におすすめの商品

""
  • 天蓋茶托 <鈴木盛久工房>|暮らしのほとり舎
  • 茶筒 Karmi (俵) ソジ・フキ・スミ <我戸幹男商店>|暮らしのほとり舎
  • 茶筒 Karmi (釜) ソジ・フキ・スミ <我戸幹男商店>|暮らしのほとり舎
  • 銘々皿 (丸蝶・三角蝶) <鈴木盛久工房>|暮らしのほとり舎
  • 瓶敷き / 鍋敷き (角・丸) <鈴木盛久工房>|暮らしのほとり舎
  • 楢材のトレイ Wood Tray <ヨシタ手工業デザイン室>|暮らしのほとり舎
  • ちょこっとトレー (無地 / 蒔絵) <岩本清商店>|暮らしのほとり舎
  • 干菓子盆 (無地 / 蒔絵) <岩本清商店>|暮らしのほとり舎
  • 天然木口盆 <岩本清商店>|暮らしのほとり舎
  • 籠 (カゴ) ご飯釜 2合 <4th-market>|暮らしのほとり舎
  • 角鍋 (小・大) <鈴木盛久工房>|暮らしのほとり舎
  • ひょうたん箸置き <岩本清商店>|暮らしのほとり舎
  • 水鳥箸置き <鈴木盛久工房>|暮らしのほとり舎
  • 栓抜き 未・申・酉 <鈴木盛久工房>|暮らしのほとり舎
  • 江戸花切子 醤油差し <廣田硝子>|暮らしのほとり舎
  • ぐい呑み (金・銀) <能作>|暮らしのほとり舎
  • 片口 (小・中・大) <能作>|暮らしのほとり舎
  • 竹型酒器セット <能作>|暮らしのほとり舎

▲ Page Top