鈴木盛久工房 茶味 (Chammy) / 小・中・大
南部鉄器の老舗・鈴木盛久工房のネコのオブジェ「茶味 (Chammy)」です。
デザインは14代鈴木貫爾盛久。同氏が可愛がっていたシャム猫の「チャミ」がモデルになっています。その表情は愛らしく、そこにあるだけで和やかな雰囲気が漂います。
鉄の重厚さの中にも、しなやかで生き生きとした躍動感が満ち溢れ、デフォルメされた優れた造形でありながら、存在感がたっぷりと感じられます。
なお、「茶味」の売上の一部は、同工房を通じて保護猫支援に取り組む盛岡市のNPO法人・もりねこ様へ寄付されます。
Item Details
やさしく語りかけるような愛くるしい眼差しに、ピンと立った大きな耳。細くしなやかな体つきに、ゆるやかに伸びた長い尻尾。どの角度から見ても愛らしく、心なごませてくれる作品です。
上から見た姿は取り分け美しく、背中から尻尾へとつながるシャープでしなやかなラインは秀逸です。工房特有の落ち着いた錆色と相まって、名前の通り茶味あふれる風雅な趣を備えています。後ろ足付近には、さりげなく「盛久」の刻印が入っています。
オブジェとしてはもちろん、「小」サイズはアクセサリースタンドとしても素敵です。尻尾のゆるやかに弧を描いた形状により、指輪を通すと自然と中央に寄り添って収まります。筆置きとして使用しても、実に趣があります。
Size Variation
ギフトラッピングについて
茶味 (Chammy) / 小
鈴木盛久工房
サイズ : W 15.0 × H 4.0 cm
重さ : 160 g
素材 : 鉄
生産地 : 岩手県
◆ 化粧箱入り
13,000円 (税込 14,300円)
茶味 (Chammy) / 中
鈴木盛久工房
サイズ : W 24.0 × H 6.0 cm
重さ : 650 g
素材 : 鉄
生産地 : 岩手県
◆ 化粧箱入り
30,000円 (税込 33,000円)
◆ 茶味 (Chammy) には、14代鈴木貫爾盛久のオリジナルと同サイズの「大」(W:35.0 H:8.5 cm / 重さ:1.9 kg)も
ございます。
“完全受注生産” で、価格は「税込 66,000円」。また、こちらのサイズのみ銘入りの桐箱におさめられております。
購入をご希望のお客さまは、お問い合わせフォームまたはメールにてご連絡ください。
※メーカーに納期等を確認後、ご返信致します。これには数日を要する場合もありますので、何卒ご了承ください。
※通常よりもお届けまでにお時間を頂戴する場合がございます。あらかじめご了承ください。
【商品の特性・ご注意】
・同じ商品でも、一点ごとに色味や質感の表情、雰囲気が微妙に異なりますが、これは、鈴木盛久工房特有の
魅力ですので、風合いとしてお楽しみください。
・一つひとつ手作りされるため、同じ商品でも寸法や重量などに若干の差異が生じる場合がございます。
おおよその “目安” としてご理解ください。
・商品がおさめられている “パッケージ(化粧箱)” は、予告なく、色やデザイン等が変更となる場合がございます。
また、入荷時期等によっては、複数商品をお買い上げの際に、異なるパッケージが混在する場合がございます。
【お手入れについて】
・鉄器は、水分や塩分、油分を嫌いますので、それらは避けてお使いください。
・汚れなどは、乾いた布で乾拭きしてください。
・乾拭きで取れない汚れは、お湯で手洗いしてください。手洗い後、色移りしても問題のない布等で
押さえるようにして水分を拭き取り、乾かしてください。
・タワシやスポンジなどでこすると傷がつき、錆の原因になります。ご注意ください。
鈴木盛久工房(すずきもりひさこうぼう)
江戸時代に南部藩が城を構えた城下町・盛岡の地で、代々続く南部鉄器の老舗。鈴木家は、寛永2年 (1625) に、南部家の本国・甲州より御用鋳物師として召し抱えられて以来、藩の御用を勤めてきました。
現代においても、受け継がれてきた昔ながらの伝統技法により、鉄瓶から鉄小物まで、様々な南部鉄器を作り続けています。
「鈴木盛久」の名は代々継承され、第13代鈴木盛久は、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」。現在は、鈴木成朗氏(16代目)により、継承されています。グラフィックデザイナーなどの経歴をもつ16代目は、グラフィックや建築などに着想を得た造形や紋様を取り入れた個性的なデザインから、伝統的なクラシカルなデザインまで、多彩な作風が魅力。なお同工房は、来年 (2025年) には、創業からちょうど “400年目” を迎えます。
鈴木盛久工房 取扱い商品一覧
南部鉄器とは
南部鉄器といえば、岩手県の代表的な工芸品です。
その歴史は古く、平泉藤原氏三代の頃より、刀剣、鉄香炉、釜などの鋳造が行われていましたが、17世紀中頃、
茶道に造詣の深かった28代南部藩主が、京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜を作らせたのが始まりといわれます。
盛岡の地は古くから砂鉄・岩鉄などの良質な鉄資源に恵まれ、川砂・粘土、漆、木炭など鋳物に必要な原料が
豊富に産出されたことも、この地で南部鉄器が栄えた大きな一因とされています。
「わび・さび」を重んじる心が生みだす独特の品格を持つ南部鉄器は、藩主の献上品として栄えた性格上、
美術工芸品的要素が強いという特質があります。
南部鉄器の“茶托”いろいろ
「茶味 (Chammy)」におすすめの商品
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