鈴木盛久工房 銘々皿 (丸蝶)
南部鉄器の老舗・鈴木盛久工房の蝶を
モチーフとした丸形の銘々皿です。
優美で柔らかな線と点が織りなす蝶の姿は
美しくもどこか儚げ。味わいのある鉄の
表情と相まってアンティークな雰囲気も
漂います。
落雁などのお干菓子、最中やきんつばなど
個別包装された和菓子をお出しする際に。
銘々皿だけでなく、アクセサリートレイや
小物入れとしても素敵なひと品です。
Item Details
ひらりと舞う蝶の姿は儚く繊細な佇まい。裏面には、「盛久」の刻印が入っています。
銘々皿ではありますが、底の広いグラスとの相性もよく、茶托としてもしっとりと涼しげな印象です。
(アンバーグラス:丸蝶銘々皿、ブルーグラス:藤すかし茶托)
優美で愛らしい蝶の姿が文様として描かれ
始めたのは平安中期頃とされ、古くから着物や
陶磁器、蒔絵などの柄として日本人に親しまれて
きました。
銘々皿のデザインは、写実的に蝶を描いた
「丸形」と、蝶の姿をかたどった「三角形」の
2種類があります。
40代 / 女性
【銘々皿 (丸蝶・三角蝶) / ろうそく等伯 (12号・1本入) / 南部鉄 こま燭台 (大)】
蝶々のモチーフが可愛らしい銘々皿2種は、普段使いのピアスやネックレスを置くためのアクセサリートレイとして使用するつもりです。眺めているだけで幸せな気分になれます。
等伯ろうそくは、他の和ろうそくにはないフォルムが斬新で、食事の際の間接照明として使用してみました。南部鉄のこま燭台にセットすると、その佇まいの美しさに心が癒されます。
今回も良いお買い物ができました。[2016/01/10]
50代 / 女性
箱には、茶托と記入あり。銘々皿、茶托兼用できるということですね。触感、見た目ともいい感じ。[2015/11/22]
【商品の特性・ご注意】
・同じ商品でも、一点ごとに色味や質感の表情、雰囲気が微妙に異なりますが、これは、鈴木盛久工房特有の
魅力ですので、風合いとしてお楽しみください。
・一つひとつ手作りされるため、同じ商品でも寸法や重量などに若干の差異が生じる場合がございます。
おおよその “目安” としてご理解ください。
・商品がおさめられている “パッケージ(化粧箱)” は、予告なく、色やデザイン等が変更となる場合がございます。
また、入荷時期等によっては、複数商品をお買い上げの際に、異なるパッケージが混在する場合がございます。
【お手入れについて】
・鉄器は、水分や塩分、油分を嫌いますので、それらは避けてお使いください。
・汚れなどは、乾いた布で乾拭きしてください。
・乾拭きで取れない汚れは、お湯で手洗いしてください。手洗い後、色移りしても問題のない布等で
押さえるようにして水分を拭き取り、乾かしてください。
・タワシやスポンジなどでこすると傷がつき、錆の原因になります。ご注意ください。
鈴木盛久工房(すずきもりひさこうぼう)
江戸時代に南部藩が城を構えた城下町・盛岡の地で、代々続く南部鉄器の老舗。鈴木家は、寛永2年 (1625) に、南部家の本国・甲州より御用鋳物師として召し抱えられて以来、藩の御用を勤めてきました。
現代においても、受け継がれてきた昔ながらの伝統技法により、鉄瓶から鉄小物まで、様々な南部鉄器を作り続けています。
「鈴木盛久」の名は代々継承され、第13代鈴木盛久は、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」。現在は、鈴木成朗氏(16代目)により、継承されています。グラフィックデザイナーなどの経歴をもつ16代目は、グラフィックや建築などに着想を得た造形や紋様を取り入れた個性的なデザインから、伝統的なクラシカルなデザインまで、多彩な作風が魅力。なお同工房は、来年 (2025年) には、創業からちょうど “400年目” を迎えます。
鈴木盛久工房 取扱い商品一覧
南部鉄器とは
南部鉄器といえば、岩手県の代表的な工芸品です。
その歴史は古く、平泉藤原氏三代の頃より、刀剣、鉄香炉、釜などの鋳造が行われていましたが、17世紀中頃、
茶道に造詣の深かった28代南部藩主が、京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜を作らせたのが始まりといわれます。
盛岡の地は古くから砂鉄・岩鉄などの良質な鉄資源に恵まれ、川砂・粘土、漆、木炭など鋳物に必要な原料が
豊富に産出されたことも、この地で南部鉄器が栄えた大きな一因とされています。
「わび・さび」を重んじる心が生みだす独特の品格を持つ南部鉄器は、藩主の献上品として栄えた性格上、
美術工芸品的要素が強いという特質があります。
南部鉄器の“茶托”いろいろ
「銘々皿 (丸蝶)」におすすめの商品
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