二十四節気「雨水 (うすい)」 2/19~3/4頃
二十四節気が立春から雨水へと変わり、本格的な雪解けの季節となりました。
この頃になると厳しい寒さも和らいで、降る雪は雨へと変わり、深く積もった雪も解け始めます。
雪解け水が大地や田畑を潤し、川や湖に張っていた氷も水に戻り、ようやく春の足音が聞こえ始めます。
この時期から春にかけて降る雨は「養花雨 (ようかう)」や「催花雨 (さいかう)」と呼ばれ、梅や桜など春の花の開花をうながすと言われています。
こうした土や水が動き始める雨水は、昔から農業の準備を始める目安とされてきました。
春一番が吹くのもこの頃ですが、気候が不安定なので突然大雪が降ることも。
3月5日頃から二十四節気は「啓蟄 (けいちつ)」へと変わり、冬ごもりしていた生き物たちが姿を現し始めます。
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二十四節気「雨水」の七十二候
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