第十三候「玄鳥至 (つばめきたる)」 4/4~4/8頃
七十二候が清明の初候に変わり、夏鳥のツバメが渡来する頃となりました。
「玄鳥 (げんちょう)」とはツバメの異名で、黒い鳥という意味です。
冬を暖かい東南アジアで過ごしたツバメたちは、繁殖の為、春になるとはるばる海を渡って日本にやってきます。
ツバメが飛来してきたら、本格的な農耕シーズンの始まりです。
ツバメ
日本では昔から、「ツバメが巣をかけると、その家に幸せが訪れる」
という言い伝えがあり、ツバメは大切に扱われてきました。
これは、ツバメは米などの作物を荒らさず、害虫だけを食べてくれる益鳥として親しまれてきたことも関係しています。
ツバメのひな達
泥を集めて巣作りをし、飛びながら虫を食べるツバメ。
鳥のさえずりを、意味のある人の言葉やフレーズに当てはめ、憶えやすくしたものを「聞きなし」といい、ウグイスの「法、法華経 (ホウ、ホケキョ)」が有名ですが、ツバメの場合は「土食って虫食って渋~い」と聞きなされてきました。
大きな口を開けて親鳥にエサを催促するツバメのひな達
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