第七十候「款冬華 (ふきのはなさく)」 1/20~1/24頃
七十二候が大寒の初候に変わり、ふきのとうが出始める頃となりました。
厳しい寒さの中、そっと黄色いつぼみを出すふきのとう。
雪解けを待たずに顔を出す春の使者で、凍てつく地の下では春の支度が着々と進んでいます。
款冬とはフキのことで、その花茎をフキノトウといいます。
冬に黄色の花を咲かせるところから、冬黄 (ふゆき) がつまって「ふき」になったと言われます。
ふきのとうは、春一番に最も早く食べることができる山菜で、野山や道端など、日当たりの良い場所に自生します。
現在は食用として栽培もされていますが、栽培ものは大きくて細長く、香りが少ないのが特徴です。
「春の皿には苦みを盛れ」とは、先人の言葉。
独自の香りとほろ苦さがあり、カロテン・ビタミンB1・カリウムを含むふきのとうは、冬の間におとろえた体を目覚めさせてくれます。
冬ごもりから出てきた熊が、まず最初に口にするのも、このふきのとうと言われています。
また、ふきのとうは、咳止め・咳痰・健胃・浄血・毒消しなどの薬効があることでも知られています。
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