鈴木盛久工房 瓶敷き / 鍋敷き (角)
南部鉄器の老舗・鈴木盛久工房の
瓶敷きです。
織物のように重なり合った意匠は、長い
年月を経たかのような、味わい深い色味
と相まって、無骨で印象的な佇まい。
シンプルでありながら、意識を引き付ける
ような美しさは、そっと置いておくだけで
静謐で落ち着いた雰囲気に。
一見「鉄」という素材は、硬く冷たい感じ
を受けるかもしれませんが、多彩な表情を
かもし出す独自な肌合いはどこか温もりが
感じられます。
実用としてはもちろん、インテリアとして
も素敵なひと品です。
Item Details
鉄瓶や急須、お鍋やホーローのポットをのせたりと、食卓でもキッチンでも、年中なにかと活躍する鍋敷き。
足の部分にはゴムがついているので、テーブルを傷つけず、滑り止めにもなります。(ゴムは着脱可能です)
裏面には、「盛久」の刻印が入っています。
ギフトラッピングについて
瓶敷き / 鍋敷き (角) 鈴木盛久工房
サイズ : 横 13.5 × 縦 13.5 × 高さ 1.8cm
重さ : 310g
素材 : 鉄
生産地 : 岩手県
◆ 化粧箱入り
5,000円 (税込 5,400円)
【お手入れについて】
・鉄器は、水分や塩分、油分を嫌いますので、それらは避けてお使いください。
・汚れなどは、乾いた布で乾拭きしてください。
・乾拭きで取れない汚れは、お湯で手洗いしてください。手洗い後、色移りしても問題のない布等で
押さえるようにして水分を拭き取り、乾かしてください。
・タワシやスポンジなどでこすると傷がつき、錆の原因になります。ご注意ください。
鈴木盛久工房(すずきもりひさこうぼう)
江戸時代に南部藩が城を構えた城下町・盛岡の地で、代々続く南部鉄器の老舗。鈴木家は、寛永2年 (1625) に、南部家の本国・甲州より御用鋳物師として召し抱えられて以来、藩の御用を勤めてきました。
現代においても、受け継がれてきた昔ながらの伝統技法により、鉄瓶から鉄小物まで、様々な南部鉄器を作り続けています。
「鈴木盛久」の名は代々継承され、第13代鈴木盛久は、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」。現在は、鈴木成朗氏(16代目)により、継承されています。グラフィックデザイナーなどの経歴をもつ16代目は、グラフィックや建築などに着想を得た造形や紋様を取り入れた個性的なデザインから、伝統的なクラシカルなデザインまで、多彩な作風が魅力。なお同工房は、来年 (2025年) には、創業からちょうど “400年目” を迎えます。
鈴木盛久工房 取扱い商品一覧
南部鉄器とは
南部鉄器といえば、岩手県の代表的な工芸品です。
その歴史は古く、平泉藤原氏三代の頃より、刀剣、鉄香炉、釜などの鋳造が行われていましたが、17世紀中頃、
茶道に造詣の深かった28代南部藩主が、京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜を作らせたのが始まりといわれます。
盛岡の地は古くから砂鉄・岩鉄などの良質な鉄資源に恵まれ、川砂・粘土、漆、木炭など鋳物に必要な原料が
豊富に産出されたことも、この地で南部鉄器が栄えた大きな一因とされています。
「わび・さび」を重んじる心が生みだす独特の品格を持つ南部鉄器は、藩主の献上品として栄えた性格上、
美術工芸品的要素が強いという特質があります。
南部鉄器の“茶托”いろいろ
「瓶敷き / 鍋敷き (角)」におすすめの商品
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