第二十九候「菖蒲華 (あやめはなさく)」 6/26~6/30頃
七十二候が夏至の次候に変わり、菖蒲の花が美しく咲き始める頃となりました。
「いずれあやめか杜若」
これは、どちらも優れていて優劣がつかず、選択に迷うことのたとえです。
菖蒲 (ショウブ)
言葉通り、非常に姿かたちが似ていて見分けがつきにくいアヤメ・ハナショウブ・カキツバタですが、まず5月上旬にアヤメから咲き始め、続いて5月中旬にカキツバタ、5月中旬から6月下旬になるとハナショウブが咲き出します。
菖蒲は「あやめ」とも「しょうぶ」とも読むことが出来ますが、「菖蒲華」の菖蒲は、花の咲く時期から「ハナショウブ」ではないかと考えられています。
菖蒲の花
これら三つの見分けるポイントは、花弁のつけ根を見ることです。
どれも紫色の花をしていますが、アヤメには網目模様、花菖蒲には黄色い菱形模様、杜若には白く細い線が入っているのが特徴です。
また、咲いている場所で見分ける方法もあり、アヤメは水はけの良い草地に、カキツバタやハナショウブは水辺や湿地に咲きます。
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