第六十四候「乃東生 (なつかれくさしょうず)」 12/21~12/25頃
七十二候が冬至の初候に変わり、乃東が芽を出し始める頃となりました。
乃東とは、冬に芽を出し夏に枯れる「夏枯草 (かこそう)」の古名で、紫色の花を咲かせる「靫草 (うつぼくさ)」の漢方名でもあります。
ウツボグサは、日当たりの良い山野の草地に群生し、夏至の頃に枯れていきますが、この枯れて茶色くなった花穂が「夏枯草」です。
夏枯草は、古くから洋の東西を問わず、漢方として用いられてきました。
この生薬を煎じて飲めば、利尿・消炎作用があり、煎液は、ねんざ・腫物・浮腫の塗り薬として、また、うがい薬にも用います。
英名は、「all-heal = 全てを癒す」。
和名は、花の形が矢を入れる「うつぼ」という道具に似ていることから付けられました。
今回の候は、夏至の初候「乃東枯(なつかれくさかるる)」と対になっています。
▲ Page Top
この時季の二十四節気
この時季の二十四節気
季節の楽しみいろいろ
この季節におすすめの商品
▲ Page Top
▲ 七十二候 一覧へ
最近の投稿記事
2024.03.17
【令和6年能登半島地震】復興支援寄付金を被災メーカー2社へお届けしました
2024.01.24
【令和6年能登半島地震】売り上げの一部を被災メーカー2社へ復興支援金として寄付致します
2023.10.21
・【鈴木盛久工房】第十六代 鈴木盛久・襲名記念展のお知らせ
・【鈴木盛久工房製・南部鉄瓶】一部受注停止のお知らせ
2023.09.20
・「3Dセキュア2.0」(EMV 3-Dセキュア)導入のお知らせ
・「分割払い」「リボルビング払い」に対応しました
・適格請求書発行事業者登録番号のお知らせ
2022.10.13
・【商品雑録】実用にも使える! 愛らしいシルエットが魅力の「リス」型置物
・【商品雑録】[イチョウのまな板]削り直しのお申し込み方法について
2019.08.03
【和ろうそく】おすすめ!いざという時にも役に立つ昔ながらの「日本の灯り」