第六十四候「乃東生 (なつかれくさしょうず)」 12/21~12/25頃
七十二候が冬至の初候に変わり、乃東が芽を出し始める頃となりました。
乃東とは、冬に芽を出し夏に枯れる「夏枯草 (かこそう)」の古名で、紫色の花を咲かせる「靫草 (うつぼくさ)」の漢方名でもあります。
ウツボグサ (靫草)
ウツボグサは、日当たりの良い山野の草地に群生し、夏至の頃に枯れていきますが、この枯れて茶色くなった花穂が「夏枯草」です。
夏枯草は、古くから洋の東西を問わず、漢方として用いられてきました。
この生薬を煎じて飲めば、利尿・消炎作用があり、煎液は、ねんざ・腫物・浮腫の塗り薬として、また、うがい薬にも用います。
英名は、「all-heal = 全てを癒す」。
和名は、花の形が矢を入れる「うつぼ」という道具に似ていることから付けられました。
今回の候は、夏至の初候「乃東枯(なつかれくさかるる)」と対になっています。
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