二十四節気「冬至 (とうじ)」 12/21~1/4頃
二十四節気が大雪から冬至へと変わりました。
冬至日は、太陽が最も低い位置にあり、夏至とは反対に一年で最も昼が短く、夜が長くなる日ですが、この日より徐々に日足が伸びていきます。
そのため、中国では「一陽来復 (いちようらいふく)」といって、冬至の日を極限まで弱まった太陽が復活する日、一年の始まりと考えられてきました。
世界各地で「太陽の誕生日」として祝う風習は多く見られ、クリスマスも冬至祭に由来しています。
暦の上では冬の半ばで、冬至日を境に少しずつ日は長くなるとはいえ、「冬至冬なか冬はじめ」という言葉もあるように、寒さはむしろこれからが本番です。
気候は、冬至を過ぎる頃からますます寒くなり、年末の慌ただしさもあり体調を崩しがちな頃です。
そのため、冬至日に栄養価の高いかぼちゃを食べ、柚子湯に入り体を温め、本格化する冬を前に無病息災を願います。
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二十四節気「冬至」の七十二候
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