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鈴木盛久工房
日の丸形鉄瓶
(小瓶・小・中・大)

日の丸鉄瓶・中&瓶敷き・丸<鈴木盛久工房>

南部鉄器の老舗・鈴木盛久工房の「日の丸形鉄瓶」です。
 
デザインは、第十三代・鈴木繁吉盛久(国指定「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」)。
 
サイズは、「小」「中」「大」の3種類ございます。
 
シンプルかつ繊細な紋様が美しい、いつまでも愛され続ける逸品です。[袋鉉・輪口仕様・桐箱入り]
 
※「小瓶」サイズは、生産休止中です

商品詳細(クリックすると拡大します)

Item Details

国内のみならず、海外からも高い人気を誇る「日の丸形鉄瓶」。鈴木盛久工房の数ある南部鉄瓶の中でも、一番人気の商品です。手間を惜しまず、代々受け継がれてきた伝統製法によって一つひとつ丁寧に手作りされるため、年間の製作数はごく僅か。稀少性が高く、完成までに“約1~2年程度”を要します。

鉄瓶の底には、伝統製法によって作られる“焼型鉄瓶”の証である「へそ」が見られます。
側面下部には、「盛久」の印が刻まれています。

サイズ・寸法詳細(日の丸形鉄瓶)

「焼型鉄瓶」と「生型鉄瓶」の違い

南部鉄瓶の鋳造技法には、一つひとつ手作りした土型を高温で焼き固めた「焼型」によるものと、水と凝固剤を混ぜた砂を機械でプレスして製作した「生型」によるものの2種類があります。
 
「生型鋳造法」は、低コストで安価な商品を大量生産することが可能ですが、表面が荒く、厚みがあるので重たくなる、という特徴があります。
この現代的な鋳造方法によって製作された鉄瓶は、「生型鉄瓶」と呼ばれ、区別されます。

一方、「焼型鋳造法」は、古来からの伝統的な製作技法であり、高度な技術はもちろん、多くの知識や経験が必要とされる技法です。
きめの細かい真土型に、一つひとつ手作業によって描かれる美しい文様や繊細な鋳肌は、「焼型」ならでは。
熟練の職人によって鋳込まれる鉄瓶は、最適な厚みを持ち、必要以上に重たくなりません。
そして、全てが手作業ゆえ、同じ型の鉄瓶でも、それぞれにわずかに異なる表情を見せてくれます。
この技法によって作られる鉄瓶は、「焼型鉄瓶」と呼ばれ、同様に区別されます。
 
南部鉄器の歴史そのものとも言える“鈴木盛久工房”の南部鉄瓶は、すべて「焼型鋳造法」によるもの。
製作には一切の妥協を許さず、多くの手間と時間を掛けながら、一つひとつ丁寧に作られています。

様々な種類の南部鉄器(鈴木盛久工房製造)

味わい深い錆色が魅力です<鈴木盛久工房>

南部鉄器といえば漆黒、というイメージがありますが、鈴木盛久工房の鉄器は、表面をお歯黒で着色することで生まれる味わい深い“錆色”が印象的。

他とは違う色味や質感の表情、雰囲気が魅力です。

どの商品も南部鉄器らしい、古雅な趣と特有の風格を漂わせています。

※一部商品には、“黒色仕上げ”を採用しています。[霰紋玉形鉄瓶角鍋 他]

「南部鉄瓶」の商品レビュー(感想)のご投稿で、こころばかりのお品物をプレゼント!(1注文番号につき、1点まで, 海外対象外)| 暮らしのほとり舎

「南部鉄瓶」の商品レビュー(感想)のご投稿で、こころばかりのお品物をプレゼント! (1注文番号につき1点まで, 海外対象外)|暮らしのほとり舎

商品レビューのご投稿ありがとうございます!



50代 / 女性

【日の丸形鉄瓶 (小)|瓶敷き / 鍋敷き (角)蓋置「五徳」

とても丁寧な梱包でした。

これから鉄瓶を大事に育てていくという気持ちが一層高まりました。

五徳と瓶敷きも愛らしく、鉄瓶と合わせて落ち着いたら空間になっていて、ずっと眺めていたいです。

鉄瓶で沸かした白湯は柔らかく、心も体も満たされます。[2024/09/09]




50代 / 男性

【日の丸形鉄瓶 (中)】

手に取ると思っていたより小ぶりで、重くなく、とても使いやすい鉄瓶です。

夫婦二人で使うのにもちょど良いサイズ・容量で、これから毎日使って育てていきたいと思います。

実際手に取ると、予約してでも毎日使う道具として手に入れたい一生モノの逸品とあらためて思いました。[2024/05/01]




50代 / 女性

【日の丸形鉄瓶 (小)|瓶敷き / 鍋敷き (丸)蓋置「五徳」

思っていたよりも軽くてびっくりしました。

重厚感もあり、古典的な面持ちもあるのにキッチンに置くと新鮮な感じがします。

また配送は丁寧で商品をとても大切に扱っているお店屋さんだと感じました。

まあるい鉄瓶に鍋敷(丸)も良く合いますね。[2023/09/29]

この商品のすべてのレビューを見る(13件)

ご購入方法は “2通り” からお選び頂けます

『ご予約購入』<受注生産>

確実な購入をご希望のお客さまにおすすめの注文方法です。
以下の内容をご理解・ご了承の上、お申し込みください。

1.お申し込みの際に、商品税込代金の「10%」を前受金として申し受け致します。(カート画面にてお支払い)

2.ご注文の鉄瓶完成時に、お支払い残額とお支払い方法等について、メールにてご案内致します。
本メール受信後7日以内に、残額をお支払いください。

3.「代引き決済」は、ご利用頂けません。

4.ご予約注文後のお客さま都合による「キャンセル」「注文内容の変更」等は、お受け致しかねます。
(商品を追加する旨の変更は、対応可能なケースもございます。お気軽にご相談ください)

5.販売価格は “ご予約時” の価格、消費税率は “鉄瓶入荷時” の税率が適用されます。

6.お支払い頂いた前受金は、お客さまへ商品をお届け出来ない状況が発生した場合を除き、返金致しません。
また、鉄瓶完成時にご注文者さまとご連絡が取れない場合は、キャンセル料として処理させて頂きます。

※日の丸形鉄瓶の「小」「中」をご予約の場合、カート画面上で前受金額の他に “送料” が表示されますが、
そのままご注文を完了させてください。後日、当店にて内容を確認し、送料分を減額した金額(前受金額)にてご請求となるよう訂正処理を致します。[参考:ご請求金額の「修正・変更」について

※状況により、ご予約の受付を一時的に停止する場合がございます。

◆ 納期目安 : 1年~1年半
(製作状況等により、数ヵ月単位で前後する場合がございます)


『購入希望登録』

「購入を希望しているが、数年先のことは分からないので不安」「機会が訪れた際に再検討して決めたい」などをお考えのお客さまには、こちらの “登録制” がおすすめです。

ご登録頂いたお客さまへは、当店にご希望の鉄瓶の在庫が確保出来ました際に、“ご登録順” にて入荷のご案内をさせて頂きます。こちらの入荷連絡をお受け取りになりました際に、購入されるか否かについて、あらためてご検討ください。

これにより「購入」のお申し込みを頂いたお客さまへは、お支払方法等についてのご案内をさせて頂きます。

「キャンセル (購入辞退)」のご連絡を頂きました場合は、ご登録を削除し、次にお待ちのご登録者さまへ入荷のご案内をさせて頂きます。(この場合にキャンセル料等のお支払いが発生することはございません)

なお、商品代金のお支払いは、当店からの “入荷連絡後” となります。ご登録の際にお支払い頂く必要はございません。前受金も不要です。

<ご留意事項>

・ご登録者さまのご購入を確約するものではございません。

・販売価格および消費税率は、“鉄瓶入荷時” の価格・税率となります。

・「代引き決済」は、ご利用頂けません。

・「日の丸形鉄瓶」をはじめとする鈴木盛久工房の南部鉄瓶の多くは、国内外からの需要が高く、年間の生産数には限りがあるため、在庫の確保は基本的に困難です。また、「ご予約購入分」を優先に手配致しますので、在庫分としての手配は、弊店の状況次第となります。入荷のご連絡を差し上げるまでに2年以上掛かることも十分に想定されますので、ご理解・ご了承の上、お申し込みください。

・入荷連絡を差し上げる際に、ご登録のメールアドレスへ連絡が取れない場合は、ご登録情報を削除させて頂きます。メールアドレスの変更等ございましたら、「お問い合わせフォーム」または「メール」にてお知らせください。また、入荷連絡がご不要となりました際も、同様にお知らせ頂けますと幸いです。

※状況により、ご登録の受付を一時的に停止する場合がございます。

◆ 納期目安 :1年半以上


いずれも以下のカートボタン、リンクボタンよりお申し込み頂けます。
その他の鈴木盛久工房製・南部鉄瓶のお取扱いについては、コチラをご参照ください。

日の丸形鉄瓶 (小瓶)
鈴木盛久工房

  • サイズ : φ 10.5 × H 16.0 cm
  • 底径 : 6.0 cm
  • 重さ : 650 g
  • 容量 : 0.4 ℓ(満水)
  • 鉉 : 袋鉉
  • 口造り : 輪口
  • 素材 : 鉄
  • 着色 : 錆色仕上げ
  • 生産地 : 岩手県
  • ◆ 桐箱入り
  • ※ 生産休止中
SOLD OUT

日の丸形鉄瓶 (小)鈴木盛久工房

  • サイズ : φ 12.5 × H 19.5 cm
  • 底径 : 7.5 cm
  • 重さ : 950 g
  • 容量 : 0.8 ℓ(満水)
  • 鉉 : 袋鉉
  • 口造り : 輪口
  • 素材 : 鉄
  • 着色 : 錆色仕上げ
  • 生産地 : 岩手県
  • ◆ 桐箱入り

110,000円 (税込 121,000円)


日の丸形鉄瓶 (中)鈴木盛久工房

  • サイズ : φ 13.5 × H 22.0 cm
  • 底径 : 8.5 cm
  • 重さ : 1,200 g
  • 容量 : 1.0 ℓ(満水)
  • 鉉 : 袋鉉
  • 口造り : 輪口
  • 素材 : 鉄
  • 着色 : 錆色仕上げ
  • 生産地 : 岩手県
  • ◆ 桐箱入り

130,000円 (税込 143,000円)


日の丸形鉄瓶 (大)鈴木盛久工房

  • サイズ : φ 15.5 × H 24.5 cm
  • 底径 : 9.0 cm
  • 重さ : 1,400 g
  • 容量 : 1.3 ℓ(満水)
  • 鉉 : 袋鉉
  • 口造り : 輪口
  • 素材 : 鉄
  • 着色 : 錆色仕上げ
  • 生産地 : 岩手県
  • ◆ 桐箱入り

150,000円 (税込 165,000円)

【熱源について】

・炭火が最適ですが、ガスレンジやIH調理器でもご使用頂けます。その場合は、弱火を心掛けてください。

※IH調理器によっては、底径12cm未満のものは加熱できないなどの仕様がございます。お使いになる機器の
取扱説明書などをよくご確認の上、ご利用ください。

IH調理器に関するお問い合わせは、IH調理器の各製造メーカーへお問い合わせください。

【商品の特性・ご注意】

・同じ商品でも、一点ごとに色味や質感の表情、雰囲気が微妙に異なりますが、これは、鈴木盛久工房特有の
魅力ですので、風合いとしてお楽しみください。

・一つひとつ手作りされるため、同じ商品でも寸法や重量などに若干の差異が生じる場合がございます。
おおよその “目安” としてご理解ください。

・お湯を沸かす際は、吹きこぼれ等防止のため、水の量は満水容量の “8割程度まで” としてください。

・熱くなった本体や蓋は、テーブルなどに直接置かないでください。

【お手入れについて】

・鉄瓶の内側は、絶対に触らないでください。

・鉄瓶の内側や外側を洗剤で洗ったり、たわしやスポンジ等でこすったりなどは、絶対にしないでください。

・ご使用後は、鉄瓶の内側・外側をしっかりと乾燥させてください。

・鉄器は、水分や塩分、油分を嫌いますので、それらは避けてお使いください。

・汚れなどは、乾いた布で乾拭きしてください。乾拭きで取れない場合は、熱湯で洗い、しっかりと水分を
拭き取ってください。

暮らしのほとり舎- Blog -

鈴木盛久工房製「南部鉄瓶」& 関連アイテム取り扱い一覧

その他の鈴木盛久工房製・南部鉄瓶のお取扱いについて

「日の丸形鉄瓶」の他、下表中の南部鉄瓶についても、同様の内容にて "ご予約購入" および "購入希望登録" を承っております。
 

  容量 (ℓ) 口造り 塗装 価格 (税抜) 購入方法 納期目安
(ご予約購入時)
 櫛目丸形鉄瓶 1.3 袋鉉 姥口 錆色 220,000円 予約・登録 1~2年
 手毬鉄瓶(大) 1.3 袋鉉 輪口 錆色 200,000円 予約・登録 1~2年
 手毬鉄瓶(小) 1.0 袋鉉 輪口 錆色 180,000円 予約・登録 1~2年
 雪華紋鉄瓶 1.3 袋鉉 輪口 錆色 200,000円 予約・登録 1~2年
※ 納期は、メーカーの状況によって数ヵ月単位で前後する場合がございます。
※原材料の価格高騰などにより、メーカーにて値上がりする場合がございます。

上表中の南部鉄瓶の "ご予約" をご希望のお客さまは、お問い合わせフォームよりその旨をご連絡ください。後日、前受金のお支払い方法等についてご案内致します。
 
上表中に「登録」の記載がある鉄瓶について  "購入希望登録" をご希望のお客さまは、専用フォームよりお申し込みください。
 
また、その他の鈴木盛久工房製の南部鉄瓶についてもご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。

  
※「霰紋玉形鉄瓶風花鉄瓶は、各商品ページからお買い求め頂けます。
 

鈴木盛久工房(すずきもりひさこうぼう)

江戸時代に南部藩が城を構えた城下町・盛岡の地で、代々続く南部鉄器の老舗。鈴木家は、寛永2年 (1625) に、南部家の本国・甲州より御用鋳物師として召し抱えられて以来、藩の御用を勤めてきました。

現代においても、受け継がれてきた昔ながらの伝統技法により、鉄瓶から鉄小物まで、様々な南部鉄器を作り続けています。

「鈴木盛久」の名は代々継承され、第13代鈴木盛久は、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」。現在は、鈴木成朗氏(16代目)により、継承されています。グラフィックデザイナーなどの経歴をもつ16代目は、グラフィックや建築などに着想を得た造形や紋様を取り入れた個性的なデザインから、伝統的なクラシカルなデザインまで、多彩な作風が魅力。なお同工房は、来年 (2025年) には、創業からちょうど “400年目” を迎えます。

 鈴木盛久工房 取扱い商品一覧

 南部鉄器とは 

南部鉄器といえば、岩手県の代表的な工芸品です。

その歴史は古く、平泉藤原氏三代の頃より、刀剣、鉄香炉、釜などの鋳造が行われていましたが、17世紀中頃、
茶道に造詣の深かった28代南部藩主が、京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜を作らせたのが始まりといわれます。

盛岡の地は古くから砂鉄・岩鉄などの良質な鉄資源に恵まれ、川砂・粘土、漆、木炭など鋳物に必要な原料が
豊富に産出されたことも、この地で南部鉄器が栄えた大きな一因とされています。

「わび・さび」を重んじる心が生みだす独特の品格を持つ南部鉄器は、藩主の献上品として栄えた性格上、
美術工芸品的要素が強いという特質があります。

南部鉄器の“茶托”いろいろ

「日の丸形鉄瓶」におすすめの商品

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日の丸形鉄瓶
(小瓶・小・中・大)
鈴木盛久工房


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